2023年03月07日

【高校受験振り返り】 通塾する?しない?ベストなタイミングは?

受験生だった上の子。


無事に志望校に合格し、入学手続きを済ませてようやく安心している。

あとは卒業式を迎えるばかり。

入学説明会や教科書やら何やら購入しに出向くことはあるけれど、やっぱり入学手続きで受験ひと区切り。

我が家の受験を振り返ると、メインはやっぱり塾だった。

あれこれすったもんだした結果、息子は中3の6月から本格的に通塾を開始した。

3年後には娘も受験生になることだし、忘れる前に振り返っておこうと思う。





お金の話の前に、まず、息子の学習意欲と家庭学習について。


小学校の間は本当に勉強しなかった。


チャレンジタッチはタッチするだけ。

宿題をスルーしたことも数え切れないほどあった。

もちろんテストは芳しく無く、すなわち成績も奮わず。

奮わずというか、小学校でこんな評定がつく人がいるなんて…!というレベル。

それが自分の息子だった驚愕。



そして中学校に入学してもそれは変わらず。

相変わらずチャレンジタッチはタッチするだけ。

ならばと紙ベースのコースに変更するも、勉強したくない気持ち100%だからやっつけだし、教えても理解する気もなし。

中1最後の三者面談で担任の先生に厳しくも温かい言葉をかけていただき、ようやく「勉強ってしないといけないんだ。お母さんが勝手にやらせたいだけかと思ってた。」と言い放つ。

そこで初めて小テストは合格しなければならないこと、課題は締め切りを守らなければならないことを理解。



…私だって呪詛のように伝えてきたのだが、いかんせん「お母さんが勝手に言ってる」と思われていたので。




お母さんって大変。



分ってはいたけれど、これまで積み上げてこなかった分、中2からいきなり勉強ができるようになるわけでもなく。


ここまでの過程、何度も通塾を考えた。

しかし、安くないお月謝。

こんなに勉強したくない人を入れるなんて、富豪でも何でもない我が家ではベスト・オブ無駄遣い

そもそも本当に勉強したくない中2の1年間も毎日私とバトルをしながら家庭学習で過ごした。




そして中3。


否応なく受験の話が飛び交う中3。


何となく本人は定時制高校や専門的な勉強をする工業・商業高校ではなく普通科の高校に行きたいと朧気ながらにイメージし始めていたよう。


あとは、普通に始業時間に席に着き、普通に授業を受ける普通の学校。

残念ながら、遅刻・欠席・授業を受けているのか受けていないのか分からないようなクラスメイト多数の高校もあると耳にする。

そういった雰囲気ではない高校に入るというのが中3初期の志望だった。


今の友人と同じ高校ではなくとも、同じような人間関係を築けるような高校が良いと思っていたのだと思う。



息子は昔からなぜだか周囲の人に恵まれているのだが、中3は特に良い友人がたくさんできたようだった。

良い友人ができたというよりも、元々良い友人がグッと成長して息子も引き上げてくれた感覚。

楽しく過ごすだけでなく、自分の得意なことをアドバイスし、苦手なことをアドバイスしてもらうような関係を築くようになるのね、中3は。

お陰で息子は苦手な科目を教えてもらい、その友人の教え方の上手さに感動を覚えた結果、まさかの自分から友人が通う塾の体験授業に行きたいという申し出をしてきた。

本人なりに、今のままでは志望に届かないと自覚したのだろう。



「あぁ、メロス!この時を信じていた…!!」とセリヌンティウスの気持ちになった私。




通塾開始のタイミングは難しいけれど、本当に納得して入ったこのタイミングが息子にとってはベストだったんだと今なら思う。


このタイミングは娘とはきっと全然違うだろうから、肝に銘じておこう。


体験授業ですっかりその気になった息子は、そのまま6月から通塾することになった。

やっぱり塾は大変。



学校→部活→塾



もちろん夜は遅くなるし、長期休暇や秋も深まる頃には土日は朝から晩まで。

自分の受験生の時とずいぶん変わったなーと思った。

それでも塾に行きたくないと言うことは一度もなく、根性がついたと感じた。



塾は当たり前に勉強する所だから、行けば当たり前に勉強する。
先生は他人だしプロだから喧嘩したりしない。


だからこれまでの積み残しがジワリジワリと分かるようになったのが自信になっている様子だった。


通塾、どうかなぁ。


息子に合うかなぁ。

と思っていたが、彼には非常に合っていたというのが私の結論。


ただ、私が無理に勧めたらこんな成長は見られなかったはず。

本人の気持ちが1番。

これも肝に銘じておこう。

前置きが非っ常に長くなったが、ここまでが勉強嫌いの息子が「好んではいないが、やらないといけないならやるか。」と勉強するようになる

までの辛く長い道のり。



この後は親はお月謝の道のり。


息子は受験まで走る道のり。

長くなったので、お月謝は次回まとめます。

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posted by tomosan at 16:16| Comment(0) | 学習関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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